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AI動画生成サービス比較|テキスト・画像から動画を作るならどれがよい?【2026年版】

SHIRORASHI LAB NOTECOMPARE / AI VIDEO公式資料確認(2026年8月1日時点) / 更新 2026.08.01
目次16項目

動画生成AIには、文章だけで映像を作る機能、1枚の画像を動かす機能、最初と最後のフレームを指定する機能、既存動画を編集する機能があります。画質の比較画像だけを見ても、自分の制作工程に必要な機能があるかは分かりません。

この記事ではAdobe Firefly、Google Flow、Runway、Luma Dream Machine、Midjourney Videoを、作り始める方法、映像を制御する方法、失敗カットを直す方法、料金の数え方から比較します。

本記事では同一条件の実測を行っていないため、画質や速度の順位は付けません。機能名、対応モデル、料金、利用地域は変わるため、契約前に公式ページと実際の画面を確認してください。

先に結論:目的別の候補

作りたいもの最初に確認しやすい候補選定理由注意点
テキストから映像案を広く試すGoogle Flow / Runway / Fireflyテキストから動画へ対応し、モデルや構成を選びやすい1回で完成させず短いカットで試す
1枚のイラストを動かすMidjourney Video / Runway / Luma画像を出発点にした生成方法を公式に用意顔・服・文字が途中で変わらないか確認
最初と最後の構図を決めるFirefly / Google Flow / Luma開始・終了フレームやキーフレーム系の制御を持つ対応モデルと長さが機能ごとに異なる
既存動画を生成AIで修正するRunway / Luma動画変換・編集系の機能を持つ元動画を利用・アップロードする権利が必要
Adobe製品とつないで制作するFireflyFirefly内の生成とAdobe製品への受け渡しを検討しやすいAdobe製モデルとパートナーモデルを区別
画像制作から短い動画へ進むMidjourney VideoMidjourneyで作った画像を起点にしやすいテキストだけから直接動画を作る方式とは異なる

選び方を図で整理

AI動画生成を手元の素材から選ぶ説明図。テキスト、開始画像、始点と終点、元動画の4つの入口を示す

最初に「どのサービスが高性能か」ではなく、「何を入力し、どこまで固定し、どこを変えたいか」を決めます。

5サービスの機能比較

サービステキストから動画画像から動画構図・動きの制御編集・継続制作向いている制作工程
Adobe Firefly対応対応開始・終了フレーム、カメラ関連の指定など生成結果をAdobe製品の工程へつなぎやすい広告素材、Adobe中心の制作
Google Flow対応対応モデルありFrames、Ingredients、カメラ制御などクリップ延長、Scenebuilderなど複数カットの場面設計
Runway対応モデルあり対応参照画像、カメラ・動作の指示Aleph、Act-Twoなど目的別ツール生成と既存動画編集を横断
Luma Dream Machine対応対応キーフレーム、延長、カメラ・動きの制御Modify系機能など映像変換や開始・終了の制御
Midjourney Video画像を起点にする対応Low/High Motion、開始・終了画像、延長短い動画を延長してつなぐMidjourney画像の動画化

「対応」と書かれていても、すべてのモデルで同じ機能が使えるとは限りません。たとえば開始・終了フレーム、音声生成、縦横比、長さは、選択モデルやプランで変わります。

比較するときの7つの評価軸

評価軸確認する内容
入力方法文章、開始画像、終了画像、参照画像、元動画のどれに対応するか
被写体の維持顔、衣装、商品形状、ロゴをカット内で保てるか
動きの制御カメラ、速度、方向、開始・終了状態を指定できるか
修正方法一部分だけ直せるか、毎回作り直す必要があるか
出力長さ、解像度、縦横比、透かし、音声の有無
料金1回、1秒、モデル別クレジットなど、何を単位に消費するか
データ・権利入力の学習利用、公開範囲、商用利用、人物・素材の条件

記事やSNSの作例は、使ったプロンプト、参照画像、試行回数、編集後かどうかが分からない場合があります。自分の用途に近い短いテストを用意して比較する方が確実です。

元動画・未公開素材を入力する前の確認

動画生成では、プロンプトだけでなく、人物が映った元動画、発売前の商品、社内の背景、声やBGMまでアップロードする場合があります。画質テストを始める前に、利用するサービスと契約で何が公開・保存・学習利用されるのかを確認してください。

サービス個人向け利用で先に確認する項目未公開素材を扱うときの注意
Adobe FireflyAdobe製モデルかパートナーモデルか、コミュニティへ投稿していないかAdobeはCreative Cloud加入者の個人コンテンツをFirefly基盤モデルの学習に使わないと説明している。ただし、選択したパートナーモデルと投稿先の条件は別に確認する
Google FlowFlowの「Help improve Google Flow」の状態、Flow Privacy Notice設定がオンの場合は、操作内容、アップロード、出力、フィードバックが製品改善・開発に使われる場合がある。GeminiアプリのKeep Activityとは別のFlow固有設定として確認する
Runway利用規約上のInputs/Outputsの扱い、チーム・法人契約のデータ条件Runwayの利用規約には、サービス提供・改善・モデル訓練のためにInputsとOutputsを使用する旨がある。秘密保持が必要な素材は、個人向け画面へ入れる前に契約を確認する
Luma Dream MachineWeb版かiOS版か、生成時点のプラン、利用規約標準プランとEnterpriseでは学習利用に関する案内が異なる。人物に似た生成物には公開時の表示条件もあるため、入力だけでなく出力の扱いも確認する
MidjourneyPublic/Stealth、作業場所、加入プラン生成物は公開・Remix可能な状態が基本。StealthはPro/Mega向けで、公開Discordチャンネルなど共有空間で作った画像・動画は他の利用者から見える

この表は、制作機能を試す前に確認する入口です。商用利用の可否、補償、顧客への納品、人物の同意までを一つの表だけで判断するものではありません。法務・商用条件は商用利用できる動画生成AI比較で分けて確認してください。

Adobe Firefly:開始・終了フレームとAdobe制作工程

FireflyのGenerate Videoは、テキストから動画と画像から動画に対応します。公式ヘルプでは、最初のフレーム、終了フレーム、構図やカメラに関する設定などが案内されています。

Firefly内ではAdobe製モデルだけでなくパートナーモデルを選べる場合があります。使える入力形式、生成時間、クレジット消費、出力条件はモデルごとに確認してください。

Fireflyを選ぶ判断材料は「生成だけ」ではありません。Photoshop、Premiere Pro、Expressなどを使う制作では、生成後の文字、音声、色、カット編集を同じ制作環境へ移しやすいかも比較します。

確認したい項目:

  • 開始・終了フレームを使えるモデルか
  • 縦横比と解像度が公開先に合うか
  • 生成クレジットを何回分使うか
  • 選んだモデルがAdobe製かパートナーモデルか
  • 生成後の修正をどのAdobe製品で行うか

Google Flow:素材と場面を組み合わせて構成する

FlowはVeo系モデルを使い、テキスト、Frames、Ingredientsなどから映像を作る制作環境です。Scenebuilderやクリップ延長など、複数のショットを組み立てる機能も案内されています。

ただし、Flowで表示される機能は、選んだモデル、アカウント、地域、プランで変わります。「Veoで使える機能」と「現在自分のFlow画面で使える機能」を分けて確認します。

Ingredientsは、人物や物体などの素材を参照させる考え方です。参照を使っても、カット間で服装や細部が必ず同一になる保証ではありません。重要なキャラクターでは、基準画像と設定表を用意し、短いカットごとに確認します。

Runway:生成モデルと編集ツールを目的別に選ぶ

Runwayには、テキスト・画像から映像を作るモデルに加え、既存動画を編集するAleph、演技映像をキャラクターへ反映するAct-Twoなど、用途の異なる機能があります。

「Runwayを使う」とだけ記録せず、使用したモデル・ツール名を残します。機能が違えば必要な入力、クレジット、出力条件も変わります。

Runwayを比較するときは次の2段階に分けると分かりやすくなります。

  1. ゼロから新しいカットを生成する
  2. 既存カットを修正・変換する

商品やキャラクターの見た目を保ちたい場合は、毎回ゼロから生成するより、基準画像や元動画を用いた工程が合うことがあります。

Luma Dream Machine:キーフレームと既存映像の変更

Luma Dream Machineは、テキストや画像からの生成に加え、キーフレーム、延長、Modify系の機能を提供しています。開始状態と終了状態を考えながら動きを作る場合や、元の映像を別の表現へ変える場合に比較候補になります。

Web版とアプリ版では、料金表や商用利用の表示が同一とは限りません。機能比較だけでなく、利用する入口と生成時点のプランを記録してください。

元動画を使う機能では、映っている人物、場所、商品、BGMを外部サービスへ送ってよいかも確認します。出力を使えることと、元動画を入力する権利は別です。

Midjourney Video:1枚の画像から短い動きを作る

Midjourney Videoは画像をStarting Frameとして動画化します。公式ガイドではLow MotionとHigh Motion、自動・手動の生成、Ending Frame、動画延長などが説明されています。

この方式は「Midjourneyでキャラクター画像を作り、その画像を短く動かす」という流れに向きます。一方、文章だけから動画の場面を組み立てたい場合は、Flow、Runway、Firefly、Lumaなどのテキストから動画機能と比較します。

High Motionは動きを増やしやすい反面、手足や背景が大きく変化する可能性もあります。商品形状やキャラクター設定を重視するなら、まずLow Motionで小さい動きを試します。

料金は「完成した1カット」で比較する

各社のクレジットは共通単位ではありません。100クレジット同士を比べても意味がないため、完成したカット数で考えます。

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完成1カットの実質費用
= その月の支払額
÷ 公開に採用できたカット数
記録する数字理由
1回の生成秒数同じ回数でも得られる長さが違う
1回のクレジット消費モデル・解像度・音声で変わる
採用までの試行回数失敗カットも料金に含まれる
延長・高画質化の消費生成後の仕上げで追加費用が出る
編集にかかった時間安い生成でも修正時間が長い場合がある

同じ5秒の課題を各サービスで試す場合は、最大試行回数を決め、生成結果だけでなく、採用までの総消費と修正時間を記録します。

初心者向けの比較テスト

最初の比較では、難しい長編動画ではなく、次の3課題が扱いやすいです。

  1. 風景:固定カメラで、雲や木だけがゆっくり動く
  2. キャラクター:1体が顔を上げるだけの短い動作
  3. 商品:形を変えずに、カメラだけが小さく移動する

各課題で、次を5段階ではなく事実として記録します。

  • 指定した動作が行われたか
  • 顔・手・商品形状が変わったか
  • カメラが指示どおり動いたか
  • 文字やロゴが崩れたか
  • 何回目で採用できたか
  • 生成と修正に何分かかったか

実測していない段階では「最も高画質」「日本語で一番優秀」と断定しません。

公開前チェックリスト

  • 入力画像・元動画を使用する権利がある
  • 人物、ロゴ、キャラクター、商品の条件を確認した
  • 使用モデル、プラン、生成日、プロンプトを保存した
  • 透かしと公開ギャラリーの設定を確認した
  • 顔、手、服装、文字、商品形状を全フレームで確認した
  • BGM、効果音、音声の権利を別に確認した
  • 広告で実物にない性能や形を表現していない
  • 必要なAI生成表示やクレジットを入れた

商用利用条件を詳しく確認したい場合は、商用利用できる動画生成AI比較も参照してください。

まとめ

動画生成AIは、画質だけでなく、入力方法と修正方法で選びます。文章から場面を組み立てるのか、画像を動かすのか、既存動画を変えるのかを先に決めてください。

FireflyはAdobe制作工程、Flowは素材と場面の構成、Runwayは生成と編集ツール、Lumaはキーフレームや映像変更、Midjourney Videoは1枚絵の動画化が比較ポイントです。

まず短い共通課題で試し、採用までの回数、クレジット、修正時間を記録してから、本番制作へ進むと選定理由を説明しやすくなります。

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公式資料

最終確認日:2026年8月1日。機能、モデル、料金、クレジット、利用地域、データ条件は変更されます。実際の契約・生成時点の公式情報をご確認ください。

シロラシ
シロラシ — この記事を書いた人

開発・運用保守・インフラ・セキュリティに携わる新米エンジニア。趣味や勉強で試したことを、実体験とともに記録しています。

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