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AI議事録・文字起こしサービス比較|日本語会議で使うならどれ?【2026年版】

SHIRORASHI LAB NOTEMEETING / TRANSCRIPTION公式資料確認(2026年8月1日時点) / 更新 2026.08.01
目次13項目

会議中にメモを取り続けると、肝心の会話へ集中できなくなります。そこで役立つのが、音声を文字へ変換し、要点や次の行動まで整理するAI議事録サービスです。

ただし、どのサービスも同じではありません。会議へBotを参加させるサービス、ZoomやTeamsへ最初から組み込まれている機能、録音ファイルを後から読み込むサービスでは、導入方法もデータの保存先も異なります。本記事では公式資料で確認できる機能を整理し、実際の日本語認識精度を測っていないサービスへ順位は付けません。

料金、利用上限、対応プランは変更されます。契約前に必ず公式ページを確認してください。また、AIが作った議事録には聞き間違い・話者の取り違え・要約の欠落があり得ます。最終版は参加者が確認する前提で使います。

先に結論:用途別の選び方

利用状況最初に検討しやすい候補理由
Zoom・Teamsなど複数の会議を横断したいNotta / Rimo Voice会議サービスとは独立した議事録基盤として扱いやすい
日本語の会議を個人で録音・整理したいNotta / Rimo Voiceファイル取込、話者分離、AI要約を一つの画面で扱える
Zoomをすでに全社利用しているZoom AI Companion別サービスへ音声を移さず、Zoom内で要約を共有できる
Microsoft 365中心の会社TeamsのRecap / Copilot会議、録画、文字起こし、OneDrive・SharePointの管理をつなげやすい
Google Workspace中心の会社Google Meet「メモを取る」会議メモをGoogleドキュメントとカレンダーへつなげられる

比較対象と比較方法

比較対象は、2026年8月1日時点で公式情報を確認できた5サービスです。精度はマイク、周囲の雑音、専門用語、発話の重なりで大きく変わるため、本記事では実測していない「認識率」を比較軸にしません。

サービス導入形態主な出力料金の考え方向いている環境
NottaWeb・アプリ・会議連携文字起こし、話者識別、AI要約、エクスポート無料枠+個人・チーム向けプラン会議サービスを横断したい個人・組織
Rimo VoiceWeb・会議Bot・ファイル取込文字起こし、話者分離、要約、AIアシスタント個人・チーム・法人プラン日本語会議をまとめて管理したい人
Zoom AI CompanionZoom Workplace内蔵会議要約、トピック、次の行動対象Zoomプランに含まれる機能Zoom中心の組織
Microsoft TeamsTeamsのRecap / Copilot録画、文字起こし、章、要約、タスクTeams PremiumまたはMicrosoft 365 Copilot等Microsoft 365中心の組織
Google MeetMeetの「メモを取る」Googleドキュメント形式のメモ、要約、次の行動対象Workspace / Google AIプランGoogle Workspace中心の組織

会議の開始から録音通知、文字起こし、要約、原文照合、権限確認を経てAI議事録を完成させる流れ

AI議事録は「自動で正しい議事録を完成させる機械」ではなく、確認可能な下書きを早く作る道具と考えると失敗しにくくなります。

Notta:複数の会議サービスと録音ファイルをまとめたい

Nottaは、ライブ録音、音声・動画ファイル、Zoom・Teams・Google Meet・WebexなどのWeb会議を文字起こしできるサービスです。公式料金ページでは、話者識別、AI要約、翻訳、エクスポート、カスタム単語などがプランごとに整理されています。

無料プランには月間の文字起こし時間と1回当たりの時間制限があります。長い会議を試す場合は、無料枠の「月間分数」だけでなく「1回当たり何分までか」も確認してください。有料プランを解約して無料へ戻ると、保存済みデータの閲覧範囲が制限される場合があるため、公式FAQは事前のエクスポートを勧めています。

セキュリティ面では、公式料金ページにAWSでの保管、SOC 2 Type II、ISO 27001などの記載があります。ただし「認証を取得している」ことと「自社の機密区分で利用を許可できる」ことは別です。共有権限、IP制限、SSO、監査ログが必要なら、どのプランに含まれるかを確認します。

Nottaが合いやすいケース

  • 対面録音とオンライン会議の両方を扱う
  • 会議サービスを一つに統一できない
  • 文字起こしをTXT、DOCX、SRTなどで後工程へ渡したい
  • 日本語の固有名詞をカスタム単語へ登録したい

Rimo Voice:日本語会議とAI整理を一つにまとめたい

Rimo Voiceは、日本語の文字起こしを軸に、会議Botによる録画、話者分離、AI要約、会議内容への質問などを提供しています。公式料金ページでは、文字起こしのみのプラン、個人向けのAI機能付きプラン、チーム・法人向けプランが分かれています。

2026年8月1日に確認した公式ページでは、月払いの文字起こしプランが1,650円、プロプランが4,950円、チームプランが6,600円からと案内されています。ただしキャンペーンや年払い表示との切替で金額・内容が変わる可能性があります。金額だけでなく、保管期間、AIクレジット、Bot録画、チームフォルダの有無を比較してください。

公式ページには各プランで「AI学習なし」と記載されています。法人プランではIPアドレス制限、SSO、利用ログなども案内されています。会議内容を外部サービスへ置く以上、社内規程と契約条件の確認は必要です。

Rimo Voiceが合いやすいケース

  • 日本語中心で、要約後の議事録編集も同じ画面で行いたい
  • 会議BotでZoom・Meet・Teamsへ参加させたい
  • チームフォルダや利用ログが必要
  • まず個人で試し、後から組織利用へ広げたい

Zoom AI Companion:Zoom内で完結させたい

Zoom AI CompanionのMeeting Summaryは、会議の音声を文字起こしへ変換し、その情報から要約を作成します。会議後はメールやZoom Team Chatを通じて共有できます。ホストまたは共同ホストが機能を開始・停止し、参加者には要約機能が有効であることが表示されます。

公式ヘルプでは、Zoom Workplace Pro、Business、Enterpriseなど対象プランのライセンスユーザーであること、機能が管理者により有効化されていることなどが要件です。また、ブレイクアウトルームでは利用できないなどの制限があります。テンプレート機能では、1on1、進捗会議、ブレインストーミング、講義など会議の種類に応じた構成を選べます。

Zoomをすでに標準会議基盤として採用しているなら、別のBotアカウントを管理しないことが利点です。一方、対面会議やZoom以外の録音も一元管理したい場合は、専用サービスの方が扱いやすい可能性があります。

Microsoft Teams:録画・文字起こし・Microsoft 365を一体管理

TeamsのRecapは、会議の録画、文字起こし、出席情報、PowerPoint Liveの情報などを使って、トピックや章を整理します。Intelligent recapやCopilotを利用すると、要点、割り当てられた作業、見逃した内容を確認できます。

機能によってTeams PremiumまたはMicrosoft 365 Copilotなどのライセンスが必要です。「Teamsを契約していれば全機能が使える」とは限りません。公式サポートによると、Intelligent recapの生成には録画と文字起こしが必要な機能があります。録画はOneDrive・SharePointへ保存され、保持期間は組織のポリシーに従います。

管理者が保持・共有・外部参加者のポリシーを制御している組織では、会議だけを別SaaSへ送らずに済むことが強みです。ただしAI要約は誤る可能性があるとMicrosoft自身も注意しており、決定事項は録画や文字起こしへ戻って確認します。

Google Meet:「メモを取る」からGoogleドキュメントへ

Google Meetの「メモを取る(Take notes for me)」は、会議内容を整理したGoogleドキュメントを生成し、会議後にカレンダーへ関連付けます。会議中には途中までの要約を確認でき、会議後には要約や次のステップへのリンクがメールで届きます。

公式ヘルプでは、日本語を含む複数言語に対応していますが、1回の会議で同時に扱える言語は1つです。複数言語が混ざる会議では注意が必要です。対象のGoogle WorkspaceエディションまたはGoogle AIプランが必要で、管理者設定やホスト管理によって開始できる人も変わります。

メモの共有先は「招待された全員」「組織内の招待者」「ホストと共同ホスト」などから選べます。カレンダーへの添付が見えることと、文書を開く権限を持つことは同じではありません。外部参加者を含む会議では、生成後にDriveの共有権限を再確認します。

料金と運用コストをどう比べるか

単純な月額だけで比べると、既存契約との重複を見落とします。

確認項目専用サービス型会議基盤内蔵型
基本料金文字起こし時間・席数・AIクレジットで変化Zoom / Microsoft 365 / Workspaceの対象契約が必要
導入作業Bot・拡張機能・共有先の設定管理者による機能とライセンスの割当
保存先サービス独自のクラウドZoom、OneDrive / SharePoint、Google Driveなど
他会議への対応複数サービスを横断しやすい自社の会議基盤に強い
退会時先にエクスポート可否を確認組織の保持ポリシーとアカウント削除に依存

月20回の会議で使うなら、月額を20で割るだけでなく、議事録の修正時間、共有作業、アカウント管理まで含めて比べます。既にMicrosoft 365 Copilotを契約している会社が、Teams会議だけのために別サービスを加える必要はないかもしれません。逆に取引先ごとにZoom・Meet・Teamsが変わる人は、横断型サービスに価値があります。

商用利用とデータ取扱いで確認すること

AI議事録は生成物の販売可否より、録音・個人情報・機密情報の扱いが重要です。

  1. 録音や文字起こしを始める前に参加者へ知らせる
  2. 個人情報、顧客情報、未公開情報を入力してよい契約か確認する
  3. データがAI学習へ使われるか、設定で停止できるか確認する
  4. 保存地域、保持期間、削除方法、バックアップを確認する
  5. URLを知る人全員が開ける共有設定になっていないか確認する
  6. 退職者・異動者のアカウントと共有権限を定期的に見直す

録音への同意や取り扱いは、地域の法令、雇用規程、顧客との契約で異なります。本記事は法的助言ではありません。重要な会議では法務・情報セキュリティ担当へ確認してください。

導入前に行う小規模テスト

同じ10〜15分の模擬会議を候補サービスで試すと、宣伝文句では分からない差を確認できます。

テスト項目確認方法
話者分離3人が交互・同時に話し、名前の割当を確認
日本語固有名詞製品名、人名、略語を10個読み上げる
雑音オンライン、会議室、マイクから遠い席で比較
要約決定事項・保留事項・担当者を意図的に含める
検証性要約から元の時刻・発言へ戻れるか確認
共有社外参加者を想定し、権限と通知を確認
削除会議・録画・文字起こしをどこから消すか確認

まとめ

AI議事録サービスは、認識精度の数字だけでは選べません。複数会議を横断するならNottaやRimo Voice、既存会議基盤を優先するならZoom AI Companion、Teams、Google Meetが候補になります。

最も大切なのは、文字起こしから原音へ戻れること、AI要約を人が確認すること、保存先と共有権限を管理できることです。無料枠や短期間の試用で自社の会議音声を再現した模擬テストを行い、その結果から決めてください。

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公式資料

本記事の情報確認日は2026年8月1日です。価格、無料枠、対応言語、保持期間、対象ライセンスは変更されるため、導入直前に各公式ページを再確認してください。
シロラシ
シロラシ — この記事を書いた人

開発・運用保守・インフラ・セキュリティに携わる新米エンジニア。趣味や勉強で試したことを、実体験とともに記録しています。

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